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大鰐名物 茶臼餅

〒038-0212 青森県南津軽郡大鰐町蔵館村岡48−2
TEL:0172-48-3519

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歴史

青森県の津軽地方南端に位置する大鰐町。
江戸時代には津軽藩の湯治場として歴代藩主も訪れた温泉街です。
明治に入り、奥羽本線大鰐駅が開業したことで大鰐温泉は多くの湯治客で賑わい栄えました。
現在でも古き良き風情が漂う町並みの面影が残されています。

大正12年頃の虎屋
大正12年頃の虎屋の店舗

萩桂堂 虎屋は、明治三十九年に大鰐町に創業しました。

以来、湯治客やスキー客で賑わう大鰐町で、「萩桂」や「湯の花餅」など様々な和菓子を作り続け、お土産品として楽しんでいただきました。

菓子等の図版
生菓子等の図版
当時使用していた木型
当時使用していた木型

昭和の中頃に三代目が店を受け継ぎ、東京での修行の経験を活かして「茶臼餅」を作り上げます。
「茶臼餅」の名前は、大鰐町を見守り続ける茶臼山からつけられました。茶臼山は、5月下旬には40数種・総数約1万5000本以上を数えるツツジが山いっぱいに咲き誇る、青森を代表するツツジの名所であり、大鰐町の人々に親しまれてきた山です。

茶臼山
茶臼山のツツジ

白玉粉から作った求肥の中に、ふっくらと煮付けられたとら豆が入っています。とろりとしたお餅に少し固めに煮付けられた豆の食感がアクセントとなり、また、甘みを足していないきな粉の香ばしい風味が、お餅ととら豆の甘みを引き立てます。いつしか「茶臼餅」は虎屋の、名物となりました。

四代目に代は変わっても、その優しい味わいは今も変わらず引き継がれています。

茶臼餅
昔から変わらぬ技法で作っています
虎屋 四代目
虎屋 四代目
現在の虎屋の外観
現在の虎屋
茶臼餅
茶臼餅

萩桂堂 虎屋

青森県南津軽郡大鰐町大字蔵館字村岡119-5
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TAX:0172-48-2939

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